先日、ようやく年賀はがきを買いました。
今年は、夫の分が20枚、私の分が40枚、書き損じ用に5枚で合計65枚です。
購入する年賀はがきの枚数は、年々減ってきています。
私の場合は、こちらから出すのをやめることはあまりなく、先方から来なくなると「もう潮時か」と思って出すのをやめています。
先方から来なくなるケースは、仕事関係でご縁が薄くなった方がほとんどです。
そんな中で2020年のお正月には、ずっと年賀状をやり取りしていた中学時代の友だち2人から同時に年賀状が届かなかったので、少しショックでした。
たしかに年賀状だけのやりとりで、毎年「今年こそ会いたいね」と書いてあるのにずっとご無沙汰していたので、仕方ないと言えば仕方ないですね。
私は年賀状だけのやり取りでも十分その価値があると思うタイプですが、中学時代のその友だちは、そういうタイプではなかったということでしょう。まあ、人それぞれです。
一番長く年賀状のやり取りをしているのは、幼稚園時代の担任の先生です。
幼稚園ですから、私が字が書けるようになってからうん十年、ずーっとということです。まさに年に1回の年賀状だけのやりとりですが、先日は、その先生のご家族が作ったという布製のマスクケースが送られてきてほっこりしました。いまだに私のことをふと思い出してくださるなんて、ほんとに嬉しいことです。
次に長いのは小学校1,2年生の時の担任の先生です。
もう90歳になられるそうですが、いくつもの趣味を楽しんでおられるそうで、そんな先生のお姿を想像しながら、昔を懐かしく思い出します。
2019年には、LINEもメールアドレスも知らなかった大学時代の友だちが、年賀状の住所をたよりにハガキをくれて、それをきっかけに20年ぶりに再会し、LINEとメルアドを交換して、つながったということもあります。
そんなわけで、何が言いたいのかというと、最近は「年賀状を出すのをやめました」という人が増えていて、「それが今どき」みたいな社会の雰囲気を感じますけど、私はやはり年賀状っていいな、ということです。
年賀状文化はずっと続いてほしい、むしろ成熟した社会の文化として、昔のように盛んになってほしいと密かに思っています。
素敵なブログがたくさん!